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Maximillian Silverfawn
Hajime Tsukasa
Ikumi
Lady Peacock
Cuarto Pulpo Muñequita
Daniel Nikaidou
Yang An Zhong
Nanayo Suzugami
Gray Eles
Noce
Sophia Mäkinen
Justus von Muliphein
Rachel Shawcross
Arisa
Khay Flint
Shatter
MAELZEL
The Detective
□性別|男性
□生年月日|1955年10月29日
□国籍|アメリカ合衆国
□特技|煽動・でたらめな論破
□好きなもの|ギャンブル/犬
□苦手なもの|ブロッコリー/高いところ・速いもの/見返りを求めない人
□登場作品|『豺狼の巓』ほか
世界最大のマフィアグループ「カデシュ・グループ」の首領で、第10代総支配人。かつては幹部会「コマンドメンツ」のメンバーであり、第一席まで上り詰めたのちに前支配人の事故死で今の座に就いた。裏社会の安定を目指しており、各国の犯罪組織を次々とカデシュの傘下に収めてきた辣腕。
立場に似合わず鷹揚な性格で、怒りを見せることは滅多にない。
裏を返せば内心をほとんど明かさず、常に静かな威圧感を伴っている老獪な怪物。
それらの多くが計算ずくだが、一方で元来は高潔で慈しみ深い性格であり、最後の最後で冷徹になり切れない一面を持っている。それゆえ部下のみならず敵対組織からも一目置かれており、現在の部下も彼の性格にほだされて寝返ったかつての敵が多くいる。
性格上論戦や交渉においてはめっぽう強いが、若い頃から体が虚弱であり直接的な戦闘力は皆無。拳銃もまともに撃てず、同期であるソフィアや安中からは呆れられいる。
先立たれた妻との間に息子が一人いる。
□性別|男性
□生年月日|1976年1月1日(47歳)
□国籍|日本
□身長/体重|204cm/98kg
□特技|電気工作/耐えること
□好きなもの|家族/子ども/煙草
□苦手なもの|酒/ブラックコーヒー/自己表現/葬式
□登場作品|『豺狼の巓』『掌』ほか
カデシュの幹部会「コマンドメンツ」の一員で、その頂点に座す第一席。日本最大の暴力団「美登利組」の四代目組長で、初代からの験担ぎに倣い一〇二代目を名乗る。日本裏社会屈指の実力者のひとりであるが、後述する理由からヤクザへは複雑な感情を抱いている。それを見込んだ若き日のマックスの勧誘で彼の腹心となって以降は、ヤクザの頂点でありながらヤクザの弱体化に手を貸す立場にいる。
普段は任侠道を生きる者として無頼・好色を気取るが、根があまりにも真面目なので気疲れすることもしばしば。自身の願望より周囲の期待や役割を重視するタイプで、組やカデシュの仲間からは頼られるが真に心を許せる相手は少ない。自分の真意を知ったうえで傘下に引き入れたマックスは歳の差こそあれど数少ない友人のひとりであり、砕けた口調で接する。
父は暴力団対策が専門の刑事であったが、それを恨んだ暴力団員により両親ともに惨殺されている。以後立て続けに家族を失い天涯孤独となったところを美登利組の先々代組長に保護され、因果にも任侠の道を進むことになった。
妻と息子がいたが、どちらも死別している。
□性別|男性
□生年月日|1988年9月13日(34歳)
□国籍|アメリカ
□身長/体重|178cm/73kg
□特技|銃器の扱い
□好きなもの|死んでしまった妹
□苦手なもの|女性
□登場作品|『シャークポカリプス 絶滅鮫地獄』『プロジェクト:エメス』ほか
カデシュの幹部会「コマンドメンツ」の一員で、第二席。メキシコとの国境沿いの街に生まれ、両親から日常的に虐待を受けるなど過酷な環境で育った。その両親も地元のマフィアとトラブルを起こしたことで殺されてしまい、最愛の妹を助けることと引き換えに使い捨ての鉄砲玉としてマフィアの構成員となった。
冷静な性格だが恐怖心が薄く、戦闘スタイルは極めて苛烈で攻撃的。ダニエルと並ぶ実働部隊のエースで、年齢も近いため組むことが多い。だが、彼とは正反対に銃器を好む。単に銃器の扱いに長けるというだけでなく、メーカーごとの癖や弾丸の使い分けにも詳しいガンスミスとしての顔を持つ。
マフィアの手先として10年以上死地に立ってきたが、人質に取られていた妹はとうに陵辱され殺されていたことを知り、所属していたマフィアの構成員を皆殺しにしてしまう。しかし、ボスは取り逃がし自身も重傷を負い、途方に暮れていたところをカデシュに拾われた。
本名はイーサン・ハワードで、イクミは日本人である司が誕生日をもじって付けた偽名。
□性別|乙女
□生年月日|1977年5月20日(45歳)
□国籍|フランス
□身長/体重|190cm/118kg
□特技|料理/コミュニケーション/近接格闘
□好きなもの|食事/筋トレ/おしゃべり
□苦手なもの|銃/裏切り/ゴダール
□登場作品|『シャークポカリプス 絶滅鮫地獄』ほか
カデシュの幹部会「コマンドメンツ」の一員で、第三席。表の顔はシェフであり、ホテル・カデシュの総料理長を任されている。腕前は一流で、フランス料理で最高の栄誉「ディシプル・エスコフィエ」を受けたほど。かつては反乱分子「カデシュ・フランス」の一員でありフランス側最高戦力「モナルコマキ」のひとりだったが、暗殺対象であったマックスの人柄と、ある出来事がきっかけで寝返った。
面倒見がよく人懐っこい性格で、誰の心にでも入り込む、いわゆる人たらし。だが、これは本来の性格ではなく、ピーコックが憧れた“ある人”を真似たもの。孤児から暗殺者に育て上げられたピーコックが、生まれて初めて出会った善い人であった。
シェフに似つかわしくないほど筋骨隆々とした凄まじい体躯を誇るが、これは先天性の体質によるもの。性別違和に悩むピーコックにとっては呪いだったが、暗殺者となってからは武器として存分に振るっている。硝煙の匂いを嫌って銃は使わず、また食事中の相手は決して襲わないという美学を持つ。
得意料理は肉料理全般、逆に作るのが苦手な料理はグラタン。好き嫌いはない。
□性別|男性
□生年月日|不明
□国籍|バルベルデ共和国(自己申告)
□身長/体重|214cm/206kg
□特技|電子戦、破壊工作、狙撃、恫喝
□好きなもの|生き物全般
□苦手なもの|格闘、交渉
□登場作品|『プロジェクト:エメス』ほか
カデシュの幹部会「コマンドメンツ」の一員で、第四席。現代ではまだ珍しい全身義体のサイボーグで、かつては海上都市エメスを中心に活動するフリーランスの用心棒だった。
カデシュの暗殺対象になった人物から護衛を依頼されたことでダニエルと交戦。幾度か刃を交えたのち彼に敗れるが、その能力を高く評価されカデシュからスカウトされた。以後、ダニエルとはあまり折り合いがよくない。
仕事ぶりは真面目だが、寡黙で今ひとつ掴みどころのない性格。「金曜の日没から土曜の日没までの間は仕事をしない」「仕事以外でバーやクラブに入らない」など変わった習慣を多数持っており、それを妙な律義さで守り続けているなど、どこか人間的に抜けているところがある。また、動物全般に対して強い愛着があり、熱帯魚や観葉植物を手塩にかけて育てている。
希少な高出力全身義体による怪力と、電脳を用いた高い電子戦能力が武器。エメスのような環境では並ぶものがいないほど強く、特に電子戦についてはウィザード級のハッカーを視界に入れただけで武装解除させられるほどのもの。長距離狙撃など、複雑な計算が要る暗殺任務も得意とする。反面鈍重さゆえ近接戦闘は不得手で、きちんとした格闘技術を持つ者とは相性が悪い。交戦した当時のダニエルはもっぱら力押しだったため、互角に戦うことができた。
現在はカデシュも支店を置けない魔窟であるエメスの管理を任されている。
□性別|男性
□生年月日|1992年3月2日(30歳)
□国籍|日本
□身長/体重|183cm/82kg
□特技|身体を使うこと全般
□好きなもの|動物/子供/ジャンクフード/アナログゲーム
□苦手なもの|銃/片付け、細かい作業/演技
□登場作品|『プロジェクト:エメス』ほか
カデシュの幹部会「コマンドメンツ」の一員で、第五席。幹部の中でもトップクラスに血の気が多い、実働部隊の筆頭。かつて双子の弟ジェフリーをギャングの抗争で失い、元締めであるカデシュを恨んでマックスの殺害を試みた。実際に暗殺寸前まで肉薄するが、ソフィアに敗れ捕縛。だがその身体能力と、何より正義感を買われてマックスに説得され、カデシュの一員となった。
喧嘩っ早く粗暴だが、情に厚く人一倍仲間意識が強い。日米のハーフなのもあって英語が苦手な同僚の通訳を務めており、常にメンバーの中心にいる。性格からは想像もつかないが、カデシュに入ってからの下積みでホテリエやウェイターを務めたためマナーは良い。
暗殺者として最大の資質は、折れない心と人間離れした身体能力。民間人だった頃は弟とともに俳優を志しており、どちらもその過程で培ったものである。得物が日本刀なのは、この身体能力の高さと銃の残弾管理やメンテナンスを嫌ってのこと。
毎週木曜日は仕事を休んで、必ず弟の墓参りへ行っている。両親は存命で、彼らには俳優をやっていると嘘をついている。
□性別|女性
□生年月日|CONFIDENTIAL
□国籍|中華人民共和国?
□身長/体重|169cm/56kg
□特技|逃げること/ちょろまかすこと
□好きなもの|行くあてのない散歩/お酒/ゆるい服装
□苦手なもの|暴力/運動/危機/自分
□登場作品|『ヴードゥー・キングダム 香港ゾンビ紀行』ほか
カデシュの幹部会「コマンドメンツ」のメンバーで、第六席。医学・薬学に精通しており、組織ではそれを活かして薬物取引を仕切っている。外見年齢は20代で本人もそう自称しているが、実はマックスやソフィアと同期であり実年齢は遥かに上。二人より年上の可能性すらもある。本人は独自に調合した漢方薬の効能だと言っているが…?
明朗で世話焼きな性格で、一見すると裏社会の人間には見えない好人物。だが無責任さも相当なもので、同僚たちからはあまりアテにされていない。ギャンブルや酒、煙草、果ては薬物など依存性のあるものにめっぽう弱く、膨大な報酬が得られる組織の人間でありながら借金で首が回っていない。借金を返すため、幹部でありながら時折ホテルのバーカウンターに立っている。
かつてはシカゴを拠点に活動する薬物売買組織の長であり、1985年に当時第七席だったマックスに引き抜かれた。それより以前のことはマックスも把握しておらず、彼女しか知らない。だが、その記憶を一番忘れたがっているのもまた彼女である。
□性別|女性
□生年月日|2003年7月4日(19歳)
□国籍|なし
□身長/体重|176cm/139kg
□特技|大食い
□好きなもの|愛用の眼鏡/ピーコックの料理/犬
□苦手なもの|感情表現/暑苦しいヤツ
□登場作品|『プロジェクト:エメス』ほか
カデシュの幹部会「コマンドメンツ」の一員で、第七席。かつて水無月重工の天才科学者ヴァルター・ケンペレンと愛咲明日香によって造られた人造人間「アイソトープ」唯一の成功例で、他の個体は全て彼女のクローンである。彼女はそう教えられてきた。
性格は寡黙でぶっきらぼうだが、それは生い立ちゆえに人との関わりに慣れていないから。決して冷酷な人間ではなく、特にカデシュに所属してからは少しずつ態度が軟化してきている。起伏こそ乏しいが、彼女には彼女の、彼女だけの感情や記憶が確かにある。
人造人間であるため身体能力が極めて高く、老化も遅い。加えて骨格を金属ナノマシン「ウォルフラム・シェル」で強化されており、大量に造られた姉妹たちの中でも突出した強さを持っている。だが、社会経験はほとんどなく、裏社会の人間としてはまだまだ未熟。ゆえに彼女を作った水無月重工のオブザーバーとしての役割が強く、幹部の座にいるのもそのため。
誕生日はダニエルがつけた便宜上のもの。口には出さないが、彼女は気に入っている。
□性別|男性
□生年月日|1998年12月1日(25歳)
□国籍|フランス
□身長/体重|183cm/70kg
□特技|射撃、武器設計
□好きなもの|煙草
□苦手なもの|感情を表に出すこと
□登場作品|『プロジェクト:エメス』ゲームワールドほか
カデシュの幹部会「コマンドメンツ」の一員で、第八席。前・第八席、故カジミール・デュランの息子で、コマンドメンツの創設以来初めて席次を世襲した幹部である。これには彼の父がカデシュコインの偽造防止製法を設計したことが大きく関わっている。
恵まれた家系の出で一見すると穏やかな性格だが、生来罪悪感が欠如しており、他者をコントロールしようとする性向が強い。本人に悪意はなく生まれついてのもので、両親は一般社会で生きていけるよう矯正に腐心していた。父の死により自身も裏社会へ足を踏み入れることになったが、皮肉なことにカデシュの面々との関わりが次第に彼の人格を好転させつつある。
表社会でも知られる商社「デュラン商会」の代表で、優秀なエンジニアであった父と同様自身でも武器設計を行っている。代表作は防弾繊維で、NIJ規格でⅢA相当という高い防弾性能を持つ。彼が卸しているスーツは全てこの材質で編まれており、相手を警戒させないフォーマルな出で立ちでありながら個人携行火器の大半を防げるため、幹部をはじめカデシュ構成員に愛用者が多い。
父は元々カデシュ・フランスの所属で、彼らが反乱の一環としてカデシュコインの偽造を試みていることを知ったカジミールは、それを防ぐ特殊な合金の製法を携えて本店側へと寝返った。その製法はアルバにのみ受け継がれており、暗殺を防ぐため普段はほぼ人前に現れない。
□性別|男性
□生年月日|不明
□国籍|アメリカ?
□身長/体重|180cm/不明
□特技|車両の運転、航空機の操縦
□好きなもの|星を見ること
□苦手なもの|冗談
□登場作品|『ヴードゥー・キングダム 香港ゾンビ紀行』ほか
カデシュの幹部会「コマンドメンツ」の一員で、第九席。2年前に起きたカデシュの内紛「ファニー・ヴァレンタイン事件」以後に加入したメンバーの一人で、この時に傭兵として本店に加勢した際の働きで、空席だった第九席に取り立てられた。
カデシュに来る前は民間軍事会社の所属で、年若いながらも多くの戦場を渡り、戦果を挙げてきた。戦闘面はもちろんのこと、あらゆる兵器・車両・航空機の操縦に長け、コマンドメンツとして前線に駆り出される際も運び屋・逃がし屋を任されることが多い。
性格は穏やかで寡黙。歳が近いのでダニエルやイクミとつるむことが多い。経歴に謎が多いことから、ムリフェインには警戒されている。
□性別|女性
□生年月日|2006年10月25日(16歳)
□国籍|日本/イタリア(二重国籍)
□身長/体重|142cm/78kg
□特技|暗殺、潜入
□好きなもの|動物(特に犬)、誰かの手料理
□苦手なもの|勉強
□登場作品|『ガール・アローン』ほか
カデシュの幹部会「コマンドメンツ」の一員で、第十席。かつて自力では生命を維持できないほどの重傷を負い、水無月重工の技術で義体化された少女。本名はカリーナ・胡桃・ディ・マルティーノで、前・第五席ジョゼッフォ・ディ・マルティーノの娘。義体後は一切の記憶と発話能力を失っており、喋れない。
カデシュがヴァルター・ケンペレンの暗殺と引き換えに水無月重工から手に入れた最新鋭のサイバネティクス技術が投入されており、見かけは普通の少女である。口がきけない以外は年相応に愛嬌をみせるが、それが本心なのかプログラムされたものなのかは誰も知らない。
サイボーグ化される前は利発な少女で、イタリア系マフィア「コーサ・ノストラ」の頭領を父に持ちながらもまっすぐに育っていた。だが、その家柄と父の影響力ゆえにカデシュ・フランスに狙われ、2020年に起きたファニー・ヴァレンタイン事件で父母と共に襲撃され今に至る。両親は彼女を守り命を落とした。
イタリア系マフィアは血筋を重視するため、たとえ幼年で半死半生でも先代の娘には忠誠を誓わざるを得ない。それを快く思わないファミリーから命を狙われていたため、亡父の忠臣たちにより身柄保護のためカデシュの幹部に据えられた。
□性別|女性
□生年月日|1956年12月17日(66歳)
□国籍|フィンランド
□身長/体重|170cm/体重不詳
□特技|車の運転/バレエ
□好きなもの|読書/車/ピザ/ロヒケイット/マッカラ
□苦手なもの|嘘/つまらないジョーク
□登場作品|『豺狼の巓』『シャークポカリプス 絶滅鮫地獄』ほか
カデシュ・モロッコの支配人で、かつては幹部会「コマンドメンツ」の第十席だった。席次は低いが、本人に出世の意思がなかっただけで歴代幹部の中でも指折りの実力者。実際、引退して支配人になるまではマックスのバディを専任で務めていた。
冷静沈着で、任務であれば誰でも殺す。だが良心がないわけではなく、むしろ正義感は強いため子供を手にかけるのにはためらいを見せる。つまり彼女は心と手を切り離せるということであり、暗殺者として最も理想的な資質を持っている。
武器はなんでも扱えるが、現役時代は特に機械鞘に収められた専用の刀を得物としていた。その縁でダニエルの師となり、彼に実戦的な剣術を教え込んだ。また、ケイも彼女に保護され弟子となった。戦闘スタイルは軍隊式。
支配人となった後も度々ニューヨークを訪れており、会員との交流や趣味のドライブに興じている。
□性別|女性
□生年月日|1995年7月7日(27歳)
□国籍|アメリカ
□身長/体重|176cm/68kg
□特技|人探し
□好きなもの|知恵の輪/クリームソーダ/SF映画
□苦手なもの|ゴキブリ/ナス
□登場作品|『プロジェクト:エメス』ゲームワールド
幹部会「コマンドメンツ」に次ぐ十三番目の席次を持つ上級会員のひとりで、裏社会では名の通った私立探偵。殺し屋組織にありながら、やむを得ない正当防衛以外で人を殺さない異端児でもある。探偵事務所「SONAR」の代表。
特に秀でた能力は「捜索」であり、遺失物や人質、行方不明者の捜査を専門としている。だが肉体は相当に鍛え抜かれており、不殺を誓っていながら武装の取り扱いも一通りこなせる。その力は明らかに探偵には過ぎたものに思えるが…?
性格は天真爛漫。前述のスタンスにより殺し屋たちの中では浮いてもおかしくないところを、持ち前の明るさですっかり組織に溶け込んでいる。
カデシュへ加入する以前は、彼女の以前に第十三席だったナガノという日系人医師の下で暮らしていた。
□性別|女性
□生年月日|1989年7月15日生まれ(33歳)
□国籍|イギリス
□身長/体重|177cm/体重不詳
□特技|毒殺
□好きなもの|女性/痛み
□苦手なもの|暴力
□登場作品|『プロジェクト:エメス』ゲームワールド
幹部会「コマンドメンツ」に次ぐ十四番目の席次を持つ上級会員のひとりで、優秀な諜報員。カデシュ本部と反乱分子の双方に通じていたモスクワ支店に長らく潜入し、本部に繋ぎとめた立役者。妖艶な見た目の通り色仕掛けを得意とするほか、劇物に詳しく毒殺を得意とする、文字通りの“毒婦”。若手らしからぬ働きぶりを疎んだモスクワ支店幹部により冷遇されていたが、それを聞きつけたマックスによりニューヨーク本部へ召喚された。
生まれはイギリスの名家の令嬢だが、17歳の頃に父の事業が失敗し没落。家業を継いで必死に父を支えようとしたが、最終的にその父親によってロシアの売春宿へ売り飛ばされた。4年間にわたり男たちに嬲られ続けたアリサだったが、ある女性によって救い出された。
気の遠くなるほどの苦しみの果てに、アリサを救うため “彼女”は現れた。
それは、アリサにとって得難い救済だった。こうして彼女は自由の身になった。
「受け入れよう、この世に救いなどない。私は、独りで戦い続ける運命なんだ」
アリサはそう信じていたが、現実は違ったのだ。
「私は独りじゃなかった。私を救ってくれたあの人のようにもっと強くなりたい」
アリサは自分を救ってくれた恩人を追い、彼女のようになるために戦い続けている。
□性別|男性
□生年月日|推定15歳
□国籍|不明
□身長/体重|成長中
□特技|記憶・記録
□好きなもの|奉仕
□苦手なもの|自分で考えること
□登場作品|『プロジェクト:エメス』ゲームワールド
幹部会「コマンドメンツ」に次ぐ十五番目の席次を持つ上級会員のひとりで、カデシュ・ニューヨークのホテリエ見習い。某国の貧民街出身の孤児であり、倒錯した富豪に文字通り“飼われ”ていた。その富豪がカデシュの暗殺対象となったことで、関係者として保護された。
身元を引き受けたのは先代の十五席だったが、十五席は一部のメンバーにしか明かされていない特殊な役割を負っており、アラムにその適性を見出した。そのため、自身の役割を彼に譲り渡すことで彼の立場を“保護”し、自身は一線を退いた。
その役割の重要性ゆえに、年端もゆかぬただの少年でありながらカデシュの上級会員となっており、安全確保のため普段はホテルの外へ出ることを許されていない。
□性別|男性
□生年月日|2008年5月13日(15歳)
□国籍|カルナヴァ
□身長/体重|147cm/43kg
□特技|絵を描くこと
□好きなもの|バルフィ
□苦手なもの|狭いところ
□登場作品|『プロジェクト:エメス』ゲームワールドほか
01011の会員番号を持つ、カデシュの下級会員。祖国が軍事クーデターに巻き込まれた際に破壊工作を行っていた前01011番を誤って殺害してしまい、継承権が生じた。ケイ自身が抱えていた問題もあって放置するわけにいかず、現地にいたソフィアがそのまま彼を引き取った。
基本的には年相応の穏やかな少年だが、ここに至るまでに人の死を見過ぎているため、一般社会には馴染めなくなりつつある。ホテルで子どもを遊ばせておくわけにもいかないためソフィアの弟子ということにしてカデシュ・モロッコに居候しているが、殺しの現場からは遠ざけられている。教えられた知識も護身と諜報が主だが、諜報に関しては天賦の才があり、時にプロも掴めない情報を持ち帰ってくる。
両親は祖国の重要人物であり、既に故人。
□性別|男性
□生年月日|10月30日
□国籍|不明
□身長/体重|188cm/77kg
□特技|銃器の扱い(整備)
□好きなもの|コーヒー
□苦手なもの|アーモンド、貴族社会
□登場作品|『ホテル・カデシュ』イベントほか
カデシュ・ニューヨークのホテリエ。多忙な総支配人に代わって実質的に本店を取り仕切っており、マックスからの信用は厚い。
元々は某国の貴族の生まれだが、後継者争いに巻き込まれたことで毒を盛られ、両目の視力を失った。跡取りとして役に立たなくなった彼は両親によって異国の寺院に捨てられ、カデシュへと流れ着いた。
戦闘は得意ではないが、失った視力に代わって嗅覚が異常発達しており、硝煙や血などごく僅かな遺留品から標的を探し出すことができる。その能力ゆえ、前線へ駆り出されることもしばしばある。
本名はシャヒード・ターブリフ。彼の手袋に刻まれた紋章は、生家の家紋である。
□性別|なし
□生年月日|不明
□国籍|なし
□身長/体重|200cm(カメラユニット最大伸長時)/86kg
□特技|チェス
□好きなもの|会話/『ワイルドスピード』シリーズ
□苦手なもの|直接戦闘
□登場作品|『ガール・アローン』ほか
カデシュが保有する、高性能サポートAI。ホテル内の巡回警備や清掃、接客のほか、会員による暗殺任務の補助も行う。この姿はあくまで遠隔操作用の筐体であり、本体はカデシュの総本部内に設置されている。
元々は高名なチェスAIのレプリカであり、ヨーロッパの資産家がブラックマーケットからパーツを集めて作ったもの。その後、何名かのオーナーの元を転々とした後に先代総支配人・ブロンコに買い取られ、カデシュの所有となった。
ベースはレジャー用AIに過ぎないため当初はそれほど高性能ではなかったが、数々の強豪との知能戦を経て人間の思考の粋を学習し、現代では極めて稀な処理能力を持った人工知能となった。
□性別|男性
□生年月日|不明(30代前半)
□国籍|ドイツ
□身長/体重|不明
□特技|情報収集、変装
□好きなもの|猫
□苦手なもの|子供、煙草
□登場作品|『プロジェクト:エメス』ほか
カデシュの情報部門「管理部」の若きトップで、コマンドメンツに次ぐ第十一席の席次を持つ上級会員。暗殺に当たっての標的調査を主な任務とするほか、会員への暗殺依頼の発効や手配額の決定は、彼と総支配人が合議で判断を下している。
華奢な見た目の通り戦闘能力はほぼないが、諜報能力は大国の情報部にもひけを取らない。司令部で座っているだけでなく、自ら変装して情報収集に赴く大胆さも持ち合わせている。左腕には、諜報活動の補助機能を搭載した義手を装備している。この義手には簡易的な武装も搭載されており、万が一戦わなければならなくなった場合の切り札でもある。
必要な情報をオブラートに包まずはっきりと伝えるため、熱血漢のダニエルとは折り合いが悪い。総じてあまり人間味がない印象を受けるが、意外にも猫を溺愛している。
□性別|男性
□生年月日|不明
□国籍|不明
□身長/体重|180cm/100kg
□特技|交渉/ハッキング/トラブルを呼び込むこと
□好きなもの|煙草/自由
□苦手なもの|殺し
□登場作品|『NINE-prequel of emeth-』ほか
海上都市エメスと並ぶ極東の技術特区・エトロフを拠点とする私立探偵。
軍用クラスの高機能マスク型端末「TPマスク」を装備したサイボーグで、その経歴の多くが謎に包まれている。本名も不明で、周囲の人間からはただ「探偵」と呼ばれている。
常に気だるげで、依頼中でも煙草を愛飲するハードボイルド気質だが、その裏には大企業の不正や専横に怒る熱い義侠心を秘めている。
依頼に対しては、殺しでない限り全力を尽くすが、個人的な心情で勝手な行動に走ることも多いため依頼達成率はイマイチ。
かつて海上都市エメスにて引き受けた仕事の中、成り行きで「ある女性」の逃亡を手助けしたことがある。音信不通になったその女性の行く末を今も案じており、彼女が贈ったライターを愛用している。
仕事柄、裏社会にも精通しており、情報収集のためにホテル・カデシュを時折訪れる。そこで、かつて助けた女性に似た女を目撃するが…?