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Vincent Godard

Dr.Walter Kempelen

Dr.Asuka Aizaki

ISOTOPE #00 AIN

ISOTOPE #82

□性別|男性
□生年月日|1953年12月3日(69歳)
□国籍|フランス
□身長/体重|189cm/78kg
□特技|嘘
□好きなもの|自分/権力
□苦手なもの|マックス
□登場作品|エイプリルフール特別映像ほか

カデシュに反旗を翻した過激派「カデシュ・フランス」の首領。かつては幹部会「コマンドメンツ」の第一席であり、次期総支配人の筆頭候補だった。だが、幹部同士の席次を賭けた決闘「キャスリング」でマックスに敗れ没落。故郷であるフランス支店の支配人に任ぜられるが、更なる権勢を求め本部と袂を分かった。

権謀術数に長け、なおかつ戦闘能力も高く、暗殺者としてもマフィアとしても極めて理想的な人物。だが性格は常軌を逸した冷酷さで、猜疑心が強く、誰にも心を開かない。仇敵であるマックスが王道であるなら、彼は覇道を行く指導者である。だが、それゆえ常人に馴染めぬ者や腹に一物ある者たちからは強力なリーダーとして一定の支持を得ている。

ゴダール家は裏社会では歴史のある家柄で、武器や麻薬の売買で財を成した。カデシュへ加入する以前から独自のマフィア組織「ゴダール・ファミリー」を召し抱えており、父は植民地総督でもあった。

現在はカデシュの追撃を逃れるため世界各地のアジトを転々としながら、様々な事件の裏で手を引いている。

□性別|男性
□生年月日|1968年8月30日(54歳)
□国籍|ドイツ
□身長/体重|171cm/49kg(起立時/車椅子、ヘルメットの重さは除く)
□特技|生物工学/ピアノ(病状の悪化により現在は弾けない)
□好きなもの|娘
□苦手なもの|自分
□登場作品|『プロジェクト:エメス』ほか

かつて水無月重工に所属していた天才科学者。専門は生物工学で、人類史上初めて無から創造された完全な人造人間「アイソトープ」の基礎理論を愛咲明日香博士とともに完成させた。

ドイツ・ハイデルベルク大学に所属する優秀な学生だったが、学生時代に神経変性疾患と診断される。自身の病気の治療法を探るため生物工学を専攻し、30代で爬虫類の自切と再生をヒントにした再生医療の手法を確立した。この功績で、歴代最年少でノーベル生理学・医学賞を受賞している。だが、この時の共同研究者に裏切られ、学会を追われた。更に、生まれた娘にも疾患が遺伝していることが発覚し、失意の底にいたところを水無月重工にスカウトされる。

以降は娘を救うため治療法の研究に専念するが、有効な方法を見つけられないまま娘が死去。このことで完全に箍が外れ、以降は人の手で生命を創り出す研究「プロジェクト:エメス」に没頭する。周囲からはもっぱら娘の蘇生が目的だと噂されていた。娘の死から翌年、人造人間「アイソトープ」を完成させた。

だが、研究成果の接収を試みた水無月重工と対立し離反。法の支配が及ばない海上都市エメスへ落ち延びて非人道的な研究を続け、大量のアイソトープを生み出した。制御できなくなった彼を恐れた水無月重工は、ホテル・カデシュに彼の暗殺を依頼。そして―――

その研究内容から単なる研究員を超えた熱狂的な信者が多く、部下の多くは彼の出奔に前後して水無月を離れ、世界各地の後ろ暗い研究施設へ移った。そのひとつがモロッコの「フォルネウス海洋研究所」である。

□性別|女性
□生年月日|1986年4月26日-2021年7月4日(35歳没)
□国籍|日本
□身長/体重|165cm/59.9kg
□特技|研究開発
□好きなもの|奈々代/ヴァルター・ケンペレン
□苦手なもの|水無月重工/自分を大切にすること
□登場作品|『プロジェクト:エメス』

かつて水無月重工に所属していた天才科学者。専門はサイバネティクスで、人類史上初めて無から創造された完全な人造人間「アイソトープ」の基礎理論をヴァルター・ケンペレン博士とともに完成させた。

水無月重工が優秀な研究員を育成するために開発したデザイナーベビーのひとり。受精卵の段階で神経細胞が操作されており極めて知能指数が高いが、不要な繁殖を行うことがないよう不妊化されている。

同じ時期に培養された個体の中でも特に創意工夫に秀でており、水無月肝煎りのアイソトープ計画をヴァルターと共に任されていた。だが、彼女を憐れんだヴァルターが水無月による洗脳教育を解いたことで、次第に水無月から自由になることを夢見るようになった。

だが、自分の生まれではどうあっても夢が叶わない事を悟った彼女は、自分の遺伝子を継いだ子に夢を果たしてもらうことを強く求めるようになった。そして…

母の愛は時として狂気である。だが、それを断罪することは誰にもできない。

□性別|女性
□生年月日|1997年1月1日(便宜上)
□国籍|なし
□身長/体重|176cm/162kg
□特技|戦うこと
□好きなもの|わからない
□苦手なもの|わからない
□登場作品|『プロジェクト:エメス』

かつて水無月重工の科学者、ヴァルター・ケンペレン博士と愛咲明日香博士が共同で開発した人造人間「アイソトープ」――その、本当のオリジナル。アイソトープNo.0。

人類が無からの創造に成功した唯一の人間で、情動はないが基本的な思考力と抜群の運動能力が備わっている。その生まれから、ヘブライ語で無を意味する"アイン"の名を与えられた。ヴァルターと愛咲はこれ以降別の塩基配列で繰り返し実験を試みたが、結局成功したのはアインのみだった。以後の個体は、技術的には数段以上も劣る体細胞クローニングで彼女から作られた複製品である。

技術的な問題でテロメアが非常に短く、成長が速いぶん老化も速い。専用の薬剤なしでは身体機能を維持できず、その形質はクローン個体にも遺伝している。特に最初期に創られた彼女は既に生身の肉体が限界を迎えており、身体の各所をサイバネティクスで補っている。この弱点を克服できたのは、別の人間の遺伝子を混ぜたNo.74のみだった。

No.74に施された骨格強化は見送られたが、戦闘用の義肢と、無感情ゆえの戦いへの躊躇いのなさで、彼女とは互角以上の戦いを見せた。
その名には他の意味があったはずだが、それを知る者はもうどこにもいない。
彼女には本当に感情がなかったのかも、もう誰にもわからない。

□性別|女性
□生年月日|不明
□国籍|なし(出生地は海上都市エメス)
□身長/体重|176cm/52.8kg
□特技|逃げること
□好きなもの|わからない
□苦手なもの|煙草/キザなお節介焼き
□登場作品|『プロジェクト:エメス』『NINE』

かつて水無月重工の科学者、ヴァルター・ケンペレン博士と愛咲明日香博士が共同で開発した人造人間「アイソトープ」――その82番目のクローン個体。

研究が打ち切られる寸前に鋳造された最終ロットのアイソトープであり、2020年時点で自由に動くことのできた貴重な個体のひとつ。生まれてからまだ間もないため、生命維持のための骨格強化や機械化など後天的な改造が施されていない。その分戦闘用としては弱いが、言い換えれば最も人間に近い。

とはいえやはり感情はなく、自分では目的を持てず、事前にプログラムされた行動原理に従って動くことしかできない。彼女に刻まれたコマンドは「逃避」――創造主であるヴァルターの下から逃げ、追っ手から逃げ、故郷だと教えられた水無月へと辿り着き、袂を分かった愛咲の研究データを盗み出し、無事逃げおおせる…そのためだけに創られた個体である。

自らの意思で脱走したと信じていた彼女は、動けぬ創造主に代わってエメスを逃げおおせた。全て予定通りに。唯一予定外だったのは、彼女に戦うことを教える人間がいたことだ。
そして、No.82は自らの運命に勝った。気に入らないから、戦ったのだ。
最後に、彼女は人間になった。